10月31日~11月2日
今回の政務調査は、原発依存からの脱却を目指すことが重要との認識から、クリーンエネルギーを見てこようと言うことになる。当市でも地熱や水力、太陽光を研究し始めておる。風力については、西山に民間が試験的に設置する動きがあるようなので、その可能性について視察することにする。
昨年産業建設委員会では、岩手県の葛巻町を視察してきており、その取り組みには感嘆する。
北海道の苫前町の「風力発電」「道の駅」と千歳市の「行政評価システム」を視察する。
<千歳市・行政評価システム>
人口の3割を自衛隊関係者で占める人口94,000人の千歳市。一般会計423億円、職員972人の「行政評価システム」を学んでくる。
平成13年から事務事業の評価から取り組んでおり、現在は事前評価、施策評価も行っておる。この制度を導入し10年を経過しようとしており、専任の職員は2人。これらの評価を通じて職員の意識が大きく変わった。
●南魚沼市の「市章」が出迎えてくれる。
●千歳市役所前にて
<苫前町・道の駅、風力発電>
●札幌と稚内の中間に位置する、人口3,600人の町。北海道に道の駅は113か所あるが、苫前町の道の駅「風Wとままえ」は、人気3番目。常に上位の人気は①グレード(建物、施設、人)が高い②食材(地産で美味)③アクセスが良い④自噴温泉をあげた。来春オープンする当市の道の駅に参考になった。
●大陸からの強風に悩まされてきた「風」を、観光と発電の町に変えた。原発の事故により当市でも、地熱、太陽光、水力、風力と検討を始めた。苫前町は39基の風車が3万1千世帯分の電力を。クリーンで再生可能なエネルギーを地域で活かす大切さを学ぶ。視察を通じ当市での風力は難しいと思った。年平均6m/秒の風が無くては採算がとれないなと言う。
●道の駅「フワットとままえ」
●39基の風車
●森町長と星野議長が歓迎の挨拶
<札幌の早朝をジョッキング>
●大通公園のテレビ塔
●時計台
●旧道庁
●北海道開拓の黒田清隆とホーレス・ケプロンの像