7月3日~5日
<加賀市>
人口72,000人の加賀市は、加賀百万石の文化をにおわせる美意識が花開いた地。
「大聖寺」、「山中」・「山代」・「片山津」の三温泉、「橋立」、「動橋」の六地域からなる。
霊峰白山が生み出す四季と大地から、文化の代表格「九谷焼」が生まれた。
加賀温泉郷として、かっては年間400万人の観光入込客が、200万人に落ち込んだ。
人口も10年間で、6,000人減少する。(8割が就職、結婚が2割)
300万人を目指すと言う「観光振興アクションプラン」を調査する。
・寺前市長の強いリーダーシップのもとアクションプランが動いている。
・加賀ブランド化~組織を変える
・超「温泉」地域を構築
・広域連携(祈りの道)、北陸新幹線開業
・観光フィールド大学、レディー加賀
調査を通じ、当市の観光プランは、「雪国観光圏に関する・・・」ものが、前に出ており、
それに合わせた当市の具体的な長期・中期・短期の総合的な戦略が見えない。
各地域それぞれで取り組んではいるが・・・。
●加賀市役所にて担当職員から説明を受ける

<京都府伊根町>
人口2,600人の伊根町は京都府の北部、丹後半島の北端に位置し、
漁村景観として、知られている舟屋群のの町です。伊根湾沿いに建ち並ぶ
約230件の舟屋は、歴史的・文化的価値が高いと評価され、平成17年に
「重要伝統的建造物群保存地区」として国の指定を受ける。
いかに生活に根付いた文化や歴史が、観光客の誘客に重要か知る。
その昔、この地域の若者は、貧しい漁村から都会にあこがれて出て行った。
このさびれた漁村が、今、また復活を見る。ただ何もしなくては発展が無い。
国の指定にあぐらをかくことなく、景観保存と同時に、観光客入込に様々な
取り組みが始まる。
●役場は木造で、議会はこのコミニュテー講堂で開かれる


●釣りバカ日誌や寅さんのロケ地ともなった舟屋群





<鯖江市>
人口69,000人の鯖江市は、福井県17市町村で唯一人口が増加している。
眼鏡・繊維・漆器の「ものづくり」の町として、歴史を刻み、先人の伝統を
継承しながらも、あらなた開発や先端技術を取り入れて今日がある。
メガネのフレームは国内90%以上のシェアを持つ。一つのフレームが完成するのに
100以上の工程があり、かってはすべて職人の手で作られていたと言う。
鯖江の繊維のルーツ「石田縞」が、昭和47年に、数人の作家によって復元を果たす。
国の伝統工芸の指定を受け、約1500年の歴史ある日本最古の漆器産地。
中国からの安い品物に押されているが、鯖江は常に進化し「売る産地から売れる産地」
を目指している。
産業や特産品を核とし、まちづくりを行っている市町村は専任職員を配置し、総合的に
戦略を練り地域とともに歩んでいる。そういう視点からわが市(観光、地場産業、
特産品)を見たときに、総花的であり、戦略的でない。
●一日目「小浜市」に泊まる。


●浦佐スキー場がこのようにできないか・・・・・。
