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 産業建設委員会
            4月23日(火)9:30~17:00

 今回は現地調査が無く、終日事務調査を行う。
 (1)スキー場経営について  
   参考人として、スキー場協議会の会長(上越国際)と副会長(八海山)を呼ぶ。
   スキー場の実態が聞かれ、大変良かったと同時に市の責任も重いとおもった。
  <スキー場の実態は~話しと議員の質問から>
    ・リフトの施設が老朽化しており、更新できるスキー場はない。
    ・整備する方に資金が回らない。~安全率が下がる。~事故の不安。
    ・経営は苦しいので、弱みに付け込みただ同然でスキー場を買い取り、ノウハウを
     もった業者が経営にのりだし小銭をもうけ数年で止めるケースが目立つ。(長野県、
     福島県がすごい状況)
    ・リフト収入が3億円以上あるスキー場が3か所あり南魚は全国で良い。
    ・スキー場は大きなコストがかかり、ぎりぎりのところで経営をしている。
    ・民宿、旅館の担い手が少なくスキー環境を悪くしている。
    
    ・周辺アクセスの整備や看板のサインの統一が大切。
    ・ウエーブサイトでは行政からは地域のPRをする。
    ・夏場の方が利益が出ている。
    ・スキー場が生き残るには、夏場どうするかだ。
    ・昨年から行政とスキー場協議会(今までは観光協会の傘下で)が情報を
     共有することにした。
    ・サービスは子どものためにスキー場は貢献できないかということで始まった。
    ・長野県で始まっている、ハゲタカ企業に対する防衛は。
    ・スキー場間のシャトルバス等の連携は、大小のスキー場がありむずかしい・・・。
    ・民宿との連携は大切。
    
 (2)都市計画見直しの進捗状況(浦佐を例にとって)
    浦佐駅に新幹線停車が決定し、大和町人口1万5千人が3万人になると予想し、浦佐
    を中心に16路線の都市計画道路を決定する。いままでに完成は2路線で他は20年
    以上も長期未着手となっており、人口が減少しており見直しが必要だ。
  <見直しスケジュール>
    ・H22年度まで   都市計画基礎調査、見直し素案作成。
    ・H23年度      庁内事前調整(メデカルタウン構想)
    ・H24年度      庁内検討会(メデカルタウン構想)
    ・H25年度7~9月   地元~パブコメの実施(用途地域見直し方針)意見聴取
    ・H26年度6月   浦佐地区地元説明会  
           11~1月  地元~パブコメの実施(用途地域見直し案)意見聴取
    ・H27年度4月   原案作成
           5月 公聴会開催   1月 都市計画案の広告  2月市都市計画審議会
           3月 都市計画決定告示

 市長は常々言っているが、行政はスピードが大切だ。そのことからも2~3年は遅れている。
 私が17年秋に議員となり、3月の一般質問でこの都市計画道路の見直しを市長に質問して
 7年が経とうとしている。その時の回答からも遅れている・・・・・。

 都市計画道路の見直しと同時に、景観計画もと注文する。

(3)バス運行のあり方について
 24年3月に「南魚沼市地域公共交通協議会」を設置し、公共交通の調査を実施し、交通体系の在り方について計画の方針を定めた。その方針に基ずき25年度より3年間で具体的(通院・買い物・通学、有料、市民バス・路線バス、不便な時間や不便な地域の解消等々)なバス運行の計画を作る。
 今後ますます高齢社会になり、公共交通(バス)の役割が増すので、現状を十分精査し、高齢者が安心、安全で外にでかけられるようにすることが、元気な生活を送るために重要である。

4)雇用対策と企業誘致について
  メデカルタウン構想にかかる農地転用も順調に行かず見直しを迫られる。
  このことに代表されるように企業誘致については、現在の職員の兼任体制では十分でない。企業誘致のための専任職員が必要だ。
  「人づくり」をしなければ、情報も集まらないし、企業誘致をはじめ雇用対策は十分に行かない。現在の商工観光課商工振興班と言う体制では難しいと思う。

(5)橋梁の長寿命化計画について 
 現在南魚沼市には570の橋があり、架設年が判明している186橋は、1970年代1980年代に建設したものが多く、50年以上経過した高齢化橋梁は現在は2%だが、20年後には53%となる。架設年が不明のものが384橋ありこれは、50年経過した橋と位置づける。
 このような現状を踏まえ、今から計画的な維持補修をしないと、大規模な架け替えや補修が発生し、今後財政に大きな負担となることから「橋梁長寿命化修繕計画」をたてた。
 そのことにより、今後50年間で338億円(事後保全)かかるところ、158億円(予防保全)となり、180億円の費用削減となる。
 全ての橋に健全度診断(8区分)がなされ、詳細調査を実施し工事補修に入らなければならない橋が6橋有
今年度4橋が予算化される。

(6)水道水による融雪実験の結果について
 1月には現地調査を行ったが、加温装置が予定された仕様での実験とならなかったので、引き続き今年度実験を行うこととする。六日町市街地の地盤沈下地域での融雪対策として光明を期待している。

(7)その他
    ・下水道不明水
    ・市道認定
    ・条例の一部改正
    ・診療所開設 
    ・デスポーザーの設置条例
by 2nezou | 2013-04-23 06:00 | 議員活動 | Comments(0)
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