4月4日(金)10:00~
牧野副議長の提案で村上市の「スケートパーク」を視察する。議会事務局の方と歩夢選手のお父さんが説明に来てくれる。
平成22年に作られたその施設は、バーチカルランプと言い世界基準の高さ4.5メートルを上回る、4.6mの日本一の高さを誇る。世界進出を夢見るこ子供たちの育成にと作られ、この場所で練習し、15歳の歩夢選手はソチオリンピックで銀メダルを獲得した。
その施設は昭和41年に市民会館として7千百万円で建設され、老朽化により平成11年に廃止となる。平成14年に「日本海スケートボード協会」より借用希望があり、床・天井等を調査し、平成16年に施設の管理委託契約を結ぶとともに土地の有償貸付契約を締結する。
12年前に借り受けたが、老朽化しているので、安全に使用できるのか、すべてスケボー協会でクリアした。
当初中の施設もすべて協会・自前で作る。800万円くらいかかる。平成18年スケートボードが新潟国体でデモンステレーションとして採用されることになり、村上市開催が決定する。
平成21年の新潟国体で、デモンステレーション競技が行われ全国から注目を浴びる。
平成22年に上記の国内最大級のバーチカルランプ(事業費550万円)が設置される。平成24年度に、
590万円でコース増設とギャラリーが改修される。
平成25年9月に、本施設を拠点に練習している平野歩夢選手がスノーボードワールドカップに初出場し初優勝(史上最年少)する。
お父さんの話を聞き、施設の設置からすべて協会で行ったことがこの銀メダルにつながったと。この施設だからこそあの回転技が産れたのだと。施設は決して素晴らしいものではないが、手作りと汗がにじみ出ていると思った。
●国内最大級のバーチカルランプです。上に立つと足が震える。
●一般の人が滑るコースです。(後方がバーチカルランプ)
●平野歩夢選手のお父さん(日本海スケードボード協会理事長)
●スケートパーク(旧市民会館)全景