5月30日(金)
全国市議会の定期総会で佐藤会長が、地方6団体で、天皇陛下に拝謁しているのは、唯一当会だけであり、昭和28年より隔年で行われていると話される。全国市議会の格式と果たす役割の重さを痛感した。
8時40分、東京プリンスホテルに集合し、18台のバスに分乗し皇居に向かう。バスは塔の坂より入る。東庭で7列・4列に整列し北車寄せから「豊明殿」(故駒形先輩が受勲で拝謁)で拝謁。
服装は平服(スーツ等・男性は上着・ネクタイ着用)、携帯電話、カメラの使用は厳禁。万歳はしない。拝謁する「豊明殿」の中では、絶対に私語の無いように宮内庁より指導を受ける。
10時天皇陛下がお見えになる。佐藤会長より言上(あいさつ)があり、陛下よりお言葉を賜る。その内容は定かでないが、このようなことを話された。「現場では様々な問題が発生し、そのご苦労は察しますが、国民の幸せのため、日本の将来のために、頑張ることを期待します」と。天皇陛下入場から拝謁、お言葉、退場まで7~8分くらいであったが、すごく長く感じた。緊張したし、体が硬くなり、そして感動もした。
拝謁終了後、宮内庁職員の案内で約1時間特別参観。中庭・南庭を通り、皇后陛下との拝謁の間や総理大臣、外国の要人の拝謁の間やお歌い初めの間や、休息の間等々の説明を受ける。南車寄せから中門を通り、二重橋をとおり、天皇陛下の研究棟や険しいお堀、新嘗祭等の神事を行う所や桑畑、水田、ぶどう畑、盆栽棟、塀で囲まれた吹上御所を通り、入口とは真後ろに当たる所から、バスが4台づつ来て、東京プリンスホテルに到着し解散となる。
天皇陛下拝謁と言う栄誉を与えていただき、改めて市議会・議長職の重さを感じた。今までにもまして、議員として更なる精進をし、市政のために頑張らなければと思った。