7月22日(火)~24日(木)
●7月22日(火)
<美唄市>14:45~16:30
札幌市と旭川市の中間に位置し、人口は24,000人。高齢化率は36%。
空知地域は国内最大の産炭地域として、日本の近代化を支えた。美唄では三井・三菱の2大財閥による炭鉱がしのぎを削り、昭和31年には、10を超える炭鉱が操業。人口も92、000人と全盛を迎える。しかし、昭和38年に三井、昭和47年に三菱炭鉱が閉山し、その翌年にはすべての山がその歴史を閉じた。現在も多くの炭鉱の記憶を今に伝えている。
閉山が速かったので企業誘致ができたが、立地としては今一で人口減少に歯止めはかからない。
農業が主で、米・小麦・大豆・玉ねぎ・アスパラ・ハスカップを生産。
観光はラムサール登録湿地の宮島沼にマガン7~8万羽の朝の飛び立ちは必見。
食は「美唄焼き鳥」と「袋入りやきそば」~はしを使わないで食べれる。
美唄市ホワイトデーターセンター(WDC)計画
平成9年にエネルギー研究室を立ち上げる。
・豪雪地にとって雪は厄介なもの
・その雪を保存することで夏の暑い時期に冷熱エネルギーとして 活用できる。
・WDCでは雪エネルギーでサーバー冷却費用を低減する。(東京の20分の1)
・その廃熱を農業施設などに再利用する。
・そのWDC計画のために110ヘクタールを準備し分譲中。
●7月23日(水)
<沼田町>9:00~11:00
人口3,400人。昭和30年には人口2万人を有していたが、エネルギーが石炭から石油に移行し、昭和43年、44年に3つの炭鉱が閉山したが、平成に入り「雪と共生するまちづくり」を合言葉に、輝け雪のまち沼田町の取り組みが始まり、米を核とした農業の推進が図られる。
●米貯蔵への雪冷房
●沼田式「雪山センター」
●椎茸への雪冷房
<JA旭川>13:30~15:30
「ゆめぴりか・米」の販売戦略について、ホクレン、JAよりはなしを伺う。
・2009年に「北海道米の新たなブランド形成協議会」を立ち上げる。
~種子更新100%、適地適産、タンパク含有率
・仕分集荷の取り組み
・品質へのこだわり
・プロモーション展開
~「粋」(①純粋②生粋③技術の粋・ゆめぴりかの物語を)
・おいしさの検証
・よりおいしく食べていただくために
●7月24日(木)
<富良野市>9:00~11:00
「へそとスキーとワインのまち」として市民ぐるみのまちづくりに取り組んでいる。
・北海道中心に位置することから始まった市民手作りの「へそまつり」
・基幹産業の農業と観光を結び付け「ワインとチーズの製造」
・過去10回のワールドカップスキー大会の開催。
外国人観光客誘致に向けた観光戦略について
~トップセールス、案内看板、パンフレット、看板、アクセス
~行政の役割はイベントやになってはダメ。