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NPO湯沢砂防研修会     塩沢商工会観光部
             11月21日(火)

 雪が降り現地視察が懸念されたが、「大源太川砂防堰堤」の補強工事を視察。
 昭和10年に未曽有の豪雨により、山崩れを伴う大氾濫が発生し、魚の川流域59集落、600haに及ぶ田畑とともに潅水、濁流の太湖と化した災害を契機に、国直轄砂防事業が着手され、特に荒廃していた大源太川において、基幹堰堤である大源太川1号堰堤をはじめ、3基の砂防堰堤が作られた。
 13年5月の着工から1年半後には竣工した全国でも最も初期のアーチ式砂防堰堤。

 この堰堤、平成15年に「登録有形文化財」に登録され、平成23年には、土木学会による「選奨土木遺産」に「認定されるなど、歴史的文化的価値が高い。
 この1号砂防堰堤が老朽化し、危険な状況が確認され、事業費18億円、平成26年~32年の工期で工事が始まる。

     ●自然環境や地域住民の生活に配慮し工事が行われている。
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<塩沢商工会観光部研修>10:30~12:30
 
20名の方が研修に訪れる。
 通常は観ることができない毘沙門堂山門2階を案内する。
 この山門は、平成9年に当時の大和町に文化財として指定されており、この山門がにわかにクローズアップされた。
 平成21年に江戸幕府御用絵師板谷家から1万点ほどの文書が東京国立博物館に寄贈され、その中に、山門の「天女の板絵」の下絵と思われるものがあり、25年8月28日に東京国立博物館から9名の方が調査に来られ、その報告書が昨年春に届く。
 山門2階にの天上には、板谷桂舟が描いた「天女」の絵が23枚と側面には十六羅漢の修業と釈迦の出山の図が描かれている。正面には、仏師京谷政五郎、六郎ェ門満昭の作の毘沙門天28使者が祀られている。(28使者が祀られているのは日本で、奈良県の信貴山と当山のみ)そして、9代長岡藩主牧野忠精(雨龍の殿様)が描いた「龍」の彫り物がある。

 この山門は浦佐の若松屋(関市四郎)が私財を投じて天保2年(1831年)に建てた。棟梁は宮大工の内藤藤蔵(二日町)。

   ●毘沙門天「ご開帳お経」で毘沙門天を参拝する。方丈様より案内いただく

by 2nezou | 2017-11-21 17:12 | 議員活動 | Comments(0)
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