行政視察(倉敷市、高松市、小豆島町)
        2月6日(火)~8日(木)

<倉敷市~「観光振興について」>
 
 瀬戸内海に面し人口48万人。江戸時代は商人の町、明治時代には繊維の町、近年は工業都市、そして、文化観光都市として発展してきた。瀬戸内の穏やかな気候と高梁川がもたらした豊かな大地に望まれ、漁業と農業も盛ん。 
 倉敷市は、白壁の建物や柳並木が美しい「美観地区」。日本有数の工業地帯「水島地区」。瀬戸大橋と国産ジーンズ発祥の地「児島地区」とそれぞれ特徴ある6つの地区がある。岡山県の観光客入込数でも第1位が倉敷美観地区384万人。8位に児島地区。 「倉敷観光振興について」調査する。 
 視察目的である「観光振興プログラム策定の背景と観光振興戦略」で、ハード(瀬戸大橋開通、チボリ公園開園)に頼りすぎてはいけない(5~6年で年間300万人落ちる)に学ぶ。 
 二つ目の「フイルムコミッション事業」は、当市でも、大河ドラマ、朝ドラで経験があるが、その比ではない。専門の職員が一人おり、制作会社の問い合わせに対応。年間12~13本くらいのロケを受け入れている。無理難題を言う制作会社もおり大変だが、このロケ受け入れが観光客の安定的な入込になっている。倉敷市のようになれば待ちでもいいが、南魚沼市の自然・四季、歴史、米、祭り、山、スキーと制作会社に売り込み・営業が必要と思った。
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<高松市~「高齢者の居場所づくり事業について>
 人口41万の高松市は、波静かな瀬戸内海に面しており、年間の寒暖の差が小さく穏やかな気候に恵まれている。世界に誇る日本庭園「栗林公園」、源平合戦で有名な「屋島」は瀬戸内海を一望できる。高松と言えば「うどん」昼食は、讃岐ざるうどんの宗家「川福」で食べる。
 うどんの消費量は日本一で、週一回以上食べている方が90%。良質な小麦、塩、醤油そして煮干しが讃岐国の特産であり、小麦粉の生産量は6万トンで日本一、埼玉県の2倍以上。
 当市も「食」でのまちおこし「本気丼」に取り組んでいるが、市民に愛される「本気丼」でなければ……。南魚沼市民、ご飯の食べる量が日本一だろうか。日本一の魚沼コシヒカリであるが、ラーメンやパンを食べる回数が増えているのでは!高松のうどんに学ばなければと思った。
 「高齢者の居場所づくり事業」を視察調査する。
 ・居場所ってどんなところ、・事業の目的、・開設数は、・実施主体は、・主な活動内容は、・実施場所は、・市からの助成は、・決算予算額は、・活動内容は、・効果は、・目指すべき姿はと意見交換する。
 開設数は、26年度から28年度までの3年間で、おおむね徒歩圏内(半径500m)に1か所を目安として300か所が目標で、今日現在で243か所と言う。
 高齢社会が進む中で、南魚沼市もこの事業に学ぶところが多いと思たった。当市も高齢者を対象とした多くの事業を行っているが、一回リセットして事業の再構築が必要だ。
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<小豆島町~特産オリーブを活用したまちづくり>
 小豆島は香川県に属し瀬戸内海では淡路島に次ぐ島で、土庄町(12千人)、小豆島町(15千人)の2町からなり、人口は27,000人。ソーメン、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブ油の生産が盛ん。オリーブは国内栽培発祥の地として知られる。そして、小説「二十四の瞳」のロケ地として有名。
 オリーブの栽培面積は140ha。栽培者は140戸であるが、70%は後継者がいない。現在生産や収穫に企業(醤油屋、佃煮)から参入していただき生産を維持しており、今後この方向が強くなるようだ。オリーブトップワンプロジェクトは、品質一番はもちろんで、生産者、加工・販売業者、試験研究機関、行政とまさに島あげての取組だ。そして、オリーブを用いた健康長寿の島づくり、小豆島オリーブ検定(マイスター検定)を調査する。
 当市の「グルメマラソン」「浦佐温泉山岳マラソン」の勝者に、オリーブの冠をお願いしたら快諾を得る。今後具体化に向けて進めて行くが、「オリーブの冠」で小豆島と今後ともつながりができれば最高と思う。南魚沼市からは、小豆島マラソンに「コシヒカリ」を送るとか……。
 大阪国際マラソン、別府マラソンの優勝者に「オリーブの冠」を贈呈している。
 
 当初予定になかったが、(1月18日にNSTテレビで、「伝統しょうゆを守れ」木桶3代リレーを観る。)父ちゃん、じいちゃん、ひいじちゃん、そのまたじいちゃんから受け継いだものを子供に伝えて行くのが僕の仕事と言う「5代目ヤマロク醤油」を視察する。
 日本食の基礎調味料「醤油」「味噌」「酒」等は、江戸時代まで全て木桶にて醸造されていたが、現在では、醤油、味噌で木桶での生産は1%。木桶を作る桶屋さんは日本に一社で、今から50年後には木桶での生産ができなくなるという危機感から、ヤマロク5代目は「木桶職人復活プロジェクト」を立ち上げ、桶を作りながらしょうゆ作りに励む。
 150年以上前に建てられた「もろみ蔵」の中は、高さ2メートル、直径2m30㎝の杉桶が60樽おかれ、樽も壁も柱も150年かけて育てられた菌が幾層にも覆われ美味しい醤油を作るのだと言う。樽一つ、一つが違い、職人技で美味しい醤油を作っている。
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by 2nezou | 2018-02-07 11:22 | 議員活動 | Comments(0)
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