9月30日(月)~10月2日(水)
<石狩市>「議会におけるパソコン導入、ペーパレス化等」 1706年(宝永3年)能登国の村山伝兵衛が松前藩の命を受け、当地にさけ漁場を支配し、明治に至るまで元場所として栄えた。明治2年に全道に開拓使が置かかれ多くの村が開村する。平成8年に石狩市となり、平成18年に厚田村・浜益村と合併し、面積722k㎡、人口57千人の姿となる。
石狩市はLNGやLPG、太陽光や風力、バイオマスなどの供給拠点としての港。そして、650社を超える企業が操業し、約2万人の雇用を創出。
新しいまちづくりをふまえて「議会改革」に取り組んでいる。
●平成15年度から始まった議会改革の取組
・議員定数の削減 ・議長交際費の減額 ・議長公用車の廃止
・海外研修視察の廃止 ・日当、政務活動費の減額
・常任委員会道外視察(後期)の自粛 ・議長肖像画の廃止
・平成23年度に議員定数24人から22人に~政務活動費増(一人20万)
・平成30年度に議員定数22人から20人に~議員報酬の増
●議会におけるパソコン導入、ペーパーレス
平成28年9月議会から道内初のペーパレス化。
27年の5月から検討し、費用の削減と議会の効率化が目的。
パソコンに触ったことが無い人が5人いた。
一番こだわったところは
・全議員が同意する事
・インターネットにつなげない
・紙のかわりにすること
・今はすべての人が良かったと言っている。
タブレットより議案資料が見やすい
パソコンの導入費用は低額に抑えられる方法を検討
・市職員が使用していたものを導入
USBメモリー各議員に2個配布
貸与パソコンからはインターネットの他すべてのネットワークへの接続禁止
<俱知安町>「観光施策と宿泊税導入の経過」
スキー場を中心としたニセコエリアは俱知安町・ニセコ・蘭越町からなる。
人口166百人、面積261k㎡の俱知安町で、10月25日(金)26日(日)にG20「観光大臣」会合が開かれる。まさにリゾート(ウインター、国際的な山岳)・観光のまち。
蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山、ニセコアンヌプリ、尻別川に囲まれた自然豊かなまち。農業は作付面積1300ヘクタールのジャガイモが主力。
・観光160万人。外人は15万人。
・冬季は外国人が多く延べ宿泊数にすると8割が外国人観光客。
・冬季以外は修学旅行や通貨型観光の日本人観光客が多い。
・外国人宿泊延数は11万のオーストラリア、香港の8万、シンガポールの5万
ついで中国、アメリカ、タイ。
・宿泊税の導入は今年の11月1日から2%を徴収する。
4億円を見込むが今年は2億円。
%での徴収は日本で初めて、定額の方が分かりやすい
す泊りの金額に2%の金額を徴収
導入に当たり業者からは問題が無くうけいれが決まる。
・平成27年6月の議会で宿泊税が取り上げられる
・委員会等で京都、大阪等を視察する。
・30年9月の議会で提案。12月の議会で決定する。
・観光人材、インバウンド、ニセコエリアの連携、景観の取組等等
・北海道新幹線停車「俱知安駅」の開業
・外国人資本が多く入り発展する。土地価格上昇率は日本一。
・従業員の冬季の雇用がいない。
通年雇用ができないとサービスが低下する。
●石狩市議会
●俱知安町
●羊蹄山(蝦夷富士1,898m)
●リゾートホテル「綾」を見学
日本のホテルと施設も仕組みも内容も全然違う。
部屋ごとにオーナがいる。
5組の外人が一週間泊まり1千万円支払っていく。
町の担当者も中に入るのは初めと言う。