●2月8日(水)~ 9月10日(金)
学区再編検討委員会が昨年10月に立ち上がり、今年の秋には答申する。今、ホットな重要課題で三用、赤石小学校だけの問題だけでなく、市内で一番老朽化が進んでいる大和中学校校舎も考えると小中一貫校も考えられる。そして、小学校の空いた校舎利用はと言う視点から調査場所を選定する。
視察先の日程で、10日は学区再編検討委員会が午後からあるので10日は午後1時ごろには市内着の工程となる。行きは新幹線、帰りは飛行機で羽田まで。
<京都市陵風学園>14:00~16:30 学園長、教育委員会から参与と課長より説明
明治初め、東京遷都による都市衰退の危機に瀕し、人口が3分の2まで減少する。
「こどもをしっかり育めば未来は明るい」「まちづくりは人づくりから」との
信念の下、京都の町衆が「番組」と呼ばれる自治組織ごとに、竈(かまど)の
ある家が、竈の数に応じてお金を出し合い学校づくりをおこなった。
明治2年に64の「番組小学校」が設立。文部省の設置が明治4年
平成16年に「小中一貫教育特区」に認定。
全教職員が小中9年間の学びと育ちに責任を持つ。
小中統合問題と小中一貫教育は異なることをしっかりと学ぶ。
どいう教育をするのかという事が大切。
京都市の小中一貫教育の基本は連携型
・一体型7 ・併用型2 ・連携型55
<京都市議会訪問>17:00~17:40
前議長ほか2人の議員が京都市議会の概要をせつめい。
歴史と伝統の議場は自民党22人、共産党18人、公明党10人、
市民6人、維新5人、無1人の構成。
<徳島県上勝町>15:30~17:30 林副町長 合同会社パンゲア野々山様
四国一小さな町・人口1500人。標高100メートルから800メートルに点在する集落は55。
葉っぱの町”葉っぱビジネスで”1千万円以上稼ぐ元気なばあちゃんの町。ごみゼロ宣言のまち。
ここ10年、毎年移住者は25~60人、自然減は45~70人。人口減少を止めたいと熱く語る野々山さん。
★廃校舎を活用した定住促進で入居者は8世帯22人(うち子供8人)貸事務所4社。家賃は21,00~30,000円。共益費は無し。室内は見学できなかったが、ふんだんに使用した木材で居住地は学校の教室とは感じないという。
学校以外の使用だから返還金が原則だが、公共目的という事で返還金は無し。改修費は国県の補助金等で町の一般財源は120万円。事業費は約2億円。
★ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)宣言の取り組み
ゼロ・ウェイストとは、無駄・五味・浪費をなくすという意味で「ごみをどう処理するか」でなく「ごみを生み出さない」社会を目指す考え方。町のごみをゼロにすることを決意し、地域資源を活用したごみを出さない仕組みづくり、人づくりをおこなっている。
ごみを45に分別しているリサイクルセンターを視察。リサイクル率80%(日本平均20%)ごみ償却すると毎年3100万かかるが焼却炉なしの実践が続いている。施設内には研修場所がやホテルがあり、若者が十数人研修していた。今日も3組の視察が来たという。