5月17日(木)14:00~15:30
石打丸山スキー場は、塩沢町とともに1982年にオーストリア共和国セルデン町と姉妹都市盟約を結び交流を続けてきました。合併によって誕生した南魚沼市はそれを継承し、25年を祝い、改めて南魚沼市とセルデン町は盟約をむすびました。

<基調講演>
● 「世界&日本のスキーリゾートの展望」と題して、猪谷千春氏(IOC副会長)が講演
・スキー人口1600万人は、異常であった。(人口1億2千万人の日本で)
・今は800万人でこれが普通
・日本人は熱しやすく冷めやすい
・800万人を念頭に考え、昔の夢は追わない
・常にマーケットが何を望んでいるのか考える
●「持続的発展を維持するオーストリアスキーリゾートの戦略」と題して、セルデン町長が講演
・特に重要なのは、質的レベルを維持することで、大がかりな量的加増ではない
・ヨーロッパでは「山と雪」のテーマでこれ以上の開発はできない
・山で休暇を過ごす人、スキーヤも減少傾向
・学校主催のスキーレッスンにもう一度力を入れる
・健康とフィットネスは大きなトレンドだ
・スキーヤー、スノボーダー、クロカンスキヤーハイカー達にとって、娯楽と健康をもたらす 利点をしっかりしたキャンペーンなどで教示する。多くの医学的研究結果は出ている。