8月31日(金)15:00~17:00
当市は少子化対策を最重要課題として取組んでいるが、人口減少に歯止めをかけるには、長い年月がかかり、しばらくは、人口の減少と高齢化が進み、地域コミュニティの崩壊する地域が出ることが懸念される。
地域の活性化、町づくり、地域コミニュティの維持のために、普通の交流人口の増加対策だけでなく、「二地域居住」の観点から、地域の再生を図るという興味深い話をきく事ができた。
講師は内閣府地域再生事業推進室参事官の岩瀬忠篤氏。
世論調査からも、二地域居住のの願望は男姓40.3%、女姓35.4%、年代別では50代が45.5%、60代が41.4%と多くの願望がある。
ここで言う「二地域居住」とは、平日は都市部で生活し、週末は農山漁村の田舎で生活するといった二地域での居住をすること。
今何故、「二地域居住」か!にたいし参事官は
①2007年から始まる「団塊世代」の大量定年(700万人)
②インターネットの急速の普及による情報提供環境の整備とさまざまなNPOの出現
③人口減少やな少子高齢化による農山漁村の地域コミュニティ崩壊の危機感の高まり
④都市住民の農山漁村の自然・歴史・文化・伝統等の重要性の再認識
この勉強会を通じ、地域再生(活性化)のために①情報交流人口(インターネット住民)②交流人口(観光客)③二地域居住人口④定住人口⑤親戚(都会に転出)人口の五つを考えることが大切と学ぶ。