2月1日~2日(群馬県・埼玉県)
新生南魚沼市の重要課題は財政の健全化であり、市民の目線で市政を執行している、太田市の清水市長の話を一時間聞くことができた。印象に残った言葉を記す。
・家の職員はスピードが早い。 ・行政の基本は職員が変わらなければダメ。
・ISOを取得してから職員が変わった。 ・職員は一人二役やる、そして市民を取り込む。
・外部監査を取り込む。 ・8:30分はお客が来ないので窓口は時差出勤とした。
・職員は150人減らし、市民を180人入れた。 ・今後は市民に主導権をとってもらう。
・行政は絞るばかりでは、市民に笑顔がない。稼ぎ出したものは子供達に与えよう。
・算数、国語、英語は20人学級にする。
・学校教育以外で4つの学校を作る(スポーツ・芸術・IT・英語ー世界で通用する力)
・太田市の行政は子供達のためにしている。 10年経ったとき職員が少なく、市民が大勢
働いている役所にしたい。
・今年1%まちづくり事業をやる。(市税の1%、3億円を市民独自の考えで使えるお金)
(人口217千人、北関東一の工業都市)
○市役所を後に太陽光発電の町「城西の杜」を視察する。
この町も清水市長の肝いりで「安全・自然・環境」をコンセプトに開発された町です。
計画戸数700戸、分譲面積平均76坪でほぼ完売。
太陽光発電システムの実証研究をしており、将来のエネルギー政策に、行政が住民の
協力を得て行っていることにビックリする。
<久喜市>
人口73,000人、平成13年から行政評価システムを導入して、「開からた市政の推進」
を目標に掲げ、取組んでいる課題や成果について研修をする。
目標管理制度(職員の人事考課)は、18年度から検討すると言うことなので、職員の意
識は余り変わっていないように感じ取られた。
二日間の政務調査活動を終えて、行政改革・財政健全化は、職員の意識が変わらなくて
はいけないと改めて思った。行政は「サービス」を売る会社である。会社であればお客様が
満足しなくては、その会社は倒産してしまう。我が南魚沼市は………!