12月9日(火)9:30~16:00
市長選挙後の初議会。
井口市長と市長選挙を戦った陣営の議員には、なにか気になるし、いまだ何で小山先生を担ぎ出したのか……不思議でならない。医師不足の所にダブるパンチだ。
<井口市長所信表明>
●16年11月初代の市長として、「融和と一体感の醸成」、「自然・人・産業の和で築く安心
のまち」、「地域完結型社会」を掲げてきた、今後もこの方向で進め実現に向け
「全身全霊」を傾けて取組む。
●第一に安全安心のまちづくり、第二に自然・歴史・文化・産業などの恵まれた資源を
活かしたまちづくり、第三に市民が主役の市政。
●6つの基本方針と重点施策
①保険・医療・福祉
様々な市政課題の中でも最優先で取組む。社会的に弱い立場の方々を地域で支える
仕組み作りをつくる。
・基幹病院の早期開院 ・地域医療体制の安定化 ・基幹病院を核としたメデカルタウン構想 子育て支援
②教育文化
子ども達は、市の未来そのものであり、地域として充分な愛情を注ぐ事が必要。
・国際大学、北里研究所、情報高校を軸とした学園都市構想
・小中学校の再編 ・国際理解教育、国際交流
③環境共生
温暖化現象が進む中、地域の自然環境は、私たちの命を守る本も基礎的な部分として
しっかりと守る。
・環境行動計画の着実な実行 ・バイオマスタウン構想
④都市基盤
市民が安心して暮らせるためにも、インフラ整備は行政の根幹となる役割です。
・六日町市街地の地盤沈下対策 ・野球場建設は検討委員会を設置
⑤産業振興
来年は「天地人」「国体の開催」をバネにコシヒカリ、スキー、自然などの観光資源を
活かし、商いが元気に、関連するものづくりが元気に、さらには素材をつくる農業が
元気となる事が基本。そしておもてなしの心で接する。
・学園都市構想、メデカルタウン構想、健康ビジネスの連携による新たな産業の創出
・「天地人」が一過性とならないよう、「南魚沼ブランド」の創出
・道の駅構想を含めた今泉博物館の活用
⑥行財政改革・市民参画
18年度に職員給与3年間5%カットを含めた財政健全化計画を策定し取組みを
すすめており、健全化の方向が見えてきた。
・地域コミュニティ活性化事業の推進
12月15日に任期満了を迎え退任する井口章一郎副市長の後任に、小原元久氏が選任される。同じく12月24日に任期満了となる現在教育長の遠山正雄氏と教育委員の木村かすみ氏が再選される。
副市長選挙は無記名投票であったが1名の反対があった。教育委員は起立による採決であったが、総務文教委員長が議場を退席する。所管の委員長が退席するとはいかがなものかと思ったし、私ども大和地区で推薦した木村氏に反対の意思表示したことに、委員会の時に質問しなくてはと思った。
監査委員廣井正一氏は全員に再選される。