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2008年 01月 18日 ( 1 )
柏崎刈羽原子力発電所視察
         1月18日(金)13:00~16:30

 820万キロワットの世界一の出力を有する原子力発電所を視察する。
 昨年の7月16日に発生した中越沖地震、マグニチュード6.8、震度6強が柏崎市、刈羽村。まさに原子力発電所設置場所で発生した地震。3号機所内変圧器での火災、6.7号機での放射性物質の放出で、本県どころではない日本を揺るがし、世界中にその波紋は広がりました。
 被災された皆様の一日でも早い復旧復興を願っております。特に16年の中越地震に被災された方もおり、お見舞の言葉も見つかりません。
 そして被災地ばかりでなく新潟県にとっても、その影響(風評被害)は大きく、いまだに重くのしかかています。特に観光客の減少は、本県経済、地域の活力を直撃しています。ようやく16年の中越地震から立ち直りかけた矢先の地震でしたから……。
 
 12月の定例議会で、本視察を議員派遣という形で実施しました。
 
 今回の視察に当り私は、次の課題をもって視察した。
  ・何故火災が発生したのか、何故放射能漏れがあったのか。
  ・今回よりも大きい地震が来たときの安全性は。
  ・運転再開はいつ頃なのか。

 視察も普段では入れないと思われる、6号機の原子炉の心臓部、内部を二班に分かれて視察する。5,000人の職員が施設の確認点検復興を行っており、テレビで見るような防護服を着ての職員もおりました。私どもも、飛行機に搭乗すると同じく二回のゲートをくぐりチェック、そして服装もヘルメット、上着、手袋、靴下、靴に履きかえる。6号機から出るときは放射能に汚染されていないかのチェックもありました。
 今回の地震は全て(7号機)の施設で、設計時の力(加速度)を上回る2~3倍の力(加速度)が加わりましたが、内部のたわみとかひび割れとか損傷はほとんど無かった。、説明では安全には多重性をもたせておるが、今回の地震では、設計通りに安全装置が誤差無く万全に稼働し、私ども専門家は「原子力事故」とは言わないと話されました。内容を聞いてなるほどと思いました。
 
 ・火災がテレビで報道され一番不安を増長させましたが、接続母線部側が地盤が
  沈下したことにより油に母線がショートして発火した。職員は大事にならないと判断し
  他を確認点検する。
 ・6号機、7号機の放射性物質の漏れについて、資料に基づいて詳しい説明を受ける。
    ~漏れた放射能は、きわめて微量で健康や環境には影響ありません。
 ・安全性については
    ~「止める機能」原子炉を緊急停止させる制御棒を駆動させる機器(視察)
    ~「冷やす機能」万一の時、燃料を冷却するためのポンプ(視察)
    ~「閉じこめる機能」万一の際、放射能を閉じこめる鋼鉄製の容器(視察)
    その止める機能も、二段階三段階四段階と多重製を持たせておる。
 ・再開時期については
   活断層の調査をしており、
    ①耐震の評価 ②耐震の補強 ③国県地元の了解という手順があり現時点では
     解らない。
 
 私は今回の視察を通じて、私が日常、車を運転しているほうがよほど危ないと感じるほどでした。そして、石油の高騰や二酸化炭素(地球温暖化)の問題を考えたとき、一日でも早い安全でクリーンな原子力発電の再開が待たれる。
 多くの人から原子力発電所を視察し、エネルギー問題も合わせて考えてもらえればと思った。今年の後援会の夏季研修に計画しよう!!
by 2nezou | 2008-01-18 03:53 | 地域情報 | Comments(0)